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仕事がら(なぜか?)、お酒にまつわる質問、話題によくなります。
「お酒は好きですか?」
「好きですね〜。だいたい毎晩欠かさず飲んでいます。」
「お強いんですか。」
「すぐに赤くなりますヨ。」
「何がお好きですか。ビールですか、日本酒ですか?、それともウイスキー?」
この質問に正確に答えるのにはちょっと時間が必要です。
私の好きなお酒はこの3種なのです。

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(左)「チンザノ・エキストラ・ドライ」
 チンザノはイタリア産で、ワインにハーブやスパイスを加えて醸造する「ベルモット」という種類のお酒。炭酸水で割り、食前酒や食中酒として飲むのがいいです。これで家でビールを買い置きして飲むのをやめました。
「エキストラ・ドライ」は辛口でこれが私の好みですが、他に甘口のビアンコ(白)、ロッソ(赤)もあります。
(中)「シーグラム・エキストラ・ドライジン」
 ジンといえばタンカレー、ゴードン、ビーフィーター、ギルビー、ボンベイ・サファイヤなどロンドン・タイプの数々の有名銘柄がありますが、私の好みはこれ。ほのかに柑橘系の香りがします。ロック、炭酸割り(ジン・リッキー)、トニックウォーターで割る(ジントニック)など。ライムと相性がいいのです。
(右)「I.W.ハーパー」
 ウイスキーはバーボンが好み。いろいろ飲んでいますが、やっぱりこの「I.W.ハーパー」がいいです。四角いボトルの「12年もの」はとくにシビれます。ロックでいきましょう。
 余談ですが池澤夏樹の長編小説『マシアス・ギリの失脚』にはこのI.W.ハーパー12年ものを愛飲する(というかこれが欠かせない)ケッチとヨールという2人組が登場し、重要な役割を演じます。
 そして脇役で大切なのが炭酸水。アサヒの「ウィルキンソン」ブランドで190ccのリターナブル瓶で販売されています。
http://www.asahiinryo.co.jp/mitsuya-cider/wilkinson/
 酒屋でケース入りで購入し、飲み終われば酒屋に返却してまた新しいのを買います。ごみが出ないのが環境に良いのです。そして安上がり。
 このブランドから出ているジンジャーエールもお勧めです。(これがホンモノのジンジャーエールだ。)同じようにリターナブル瓶。
 というわけで、わが家ではビールを買う機会はずいぶん少なくなりました。環境によくない缶ビールはとくにいけません。贈答品、差し入れなどで缶ビールがやってきたときには来客に出すわけにもいかず「この世にこんなものが存在してはいけない」と私自身でこっそり速やかに飲み干して始末しています。これを「缶ビール撲滅運動」と呼んで忠実に実行しています。みなさんもお手持ちの缶ビール、お困りの缶ビールがありましたら、私あてお送りくだされば、そのようにしてこの世から消し去ります。

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