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2005年04月06日
『地球環境の教科書10講』でました!
昨年から執筆に関わっていた本がいよいよ刊行の運びとなりましたので、おしらせします。
同志社女子大、中央大ほか複数の大学で「地球環境論」等のテキストとして使用されます。
私はこのうち10章-1「企業と環境」、10章-2「自然から学ぶ」という14ページを執筆しています。

左巻健男,平山明彦,九里徳泰/編著
東京書籍
ISBN : 4-487-80062-5
定価2100円(本体2000円)
発売年月 : 2005.04
サイズ : A5判
頁数 : 256頁
「地球環境問題における重要な論点を10章で解説。大学教養での環境教育のテキストとしても,環境問題全般の入門書としても使える1冊。」
はじめに
執筆者担当部分一覧
1章 地球環境問題,何がどう問題?
1節 地球環境問題の見取り図
2節 地球の概観
3節 “宇宙船地球号”の未来
2章 公害・環境汚染
1節 日本の公害の歴史を振り返ろう
2節 公害・環境汚染をなくすために必要なことは何か
3章 地球温暖化の科学と政治
1節 どうして地球が温暖化するのか—地球温暖化の化学
2節 なぜ温暖化を防がなくてはならないか
3節 京都議定書の採択と発効—地球温暖化の政治
4章 酸性化する大気
1節 酸性雨とは?
2節 海を越える酸性雨
3節 ストップ ザ・酸性雨
5章 どうなる地球のエネルギー資源—石油は40年でなくなるのか?
1節 どうなる石油資源・化石資源—エネルギー資源問題
2節 原子力発電をどう考えるか—日本のエネルギー政策の現状と課題
3節 太陽エネルギーの時代へ
6章 オゾン層破壊がもたらすこと
1節 オゾンとオゾン層
2節 オゾン層が壊れると何が起こるのか
3節 フロンとオゾン層破壊
4節 オゾン層破壊に対する取り組み
7章 生態系の危機
1節 生態系(エコシステム)とは
2節 生態系の破壊と人工化学物質
3節 生物の多様性を守る意義
8章 あふれるごみ
1節 国内のごみ問題
2節 国際的なごみ問題
3節 ごみ問題の今後
9章 水の危機の時代
1節 地球上の水資源
2節 日本の水環境をめぐる問題
3節 21世紀は「水の世紀」
10章 環境科学は行動するために
1節 企業と環境
2節 自然から学ぶ
3節 環境教育の目指すもの
*さらに学びたい人のために/参考・引用文献一覧
*執筆者紹介
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○はじめに
本書は、次のような3つの使い方を想定してつくりました。
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・大学1、2年生対象のテキストとして
・地球環境問題への入門書として
・中学校・高校などの環境教育の参考書として
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そのために、まずは基本的なデータや基本的な知識、考え方を大切にして、
簡潔だが理解するのにちょうどよい丁寧さをもった解説を心がけました。
世の中には、いたずらに恐怖心をあおり、その結果「どうせ解決できない」
と改善の努力を放棄させてしまう動きや、逆に改善の方向を嘲笑してその方向
をゆがめてしまうような動きがあります。
私たちは、背後に熱い心を持ちながらも、できるだけクールに地球環境問題
を見つめる目(頭)で問題をとらえ、地球環境の改善への方向を語りたいと思
いました。
本書の執筆者および検討委員の28人は、環境科学はもちろん、生態学、経営
学、科学教育、環境教育の研究や実践、行政など、それぞれの立場から実践的
に環境問題に取り組んでいます。
本書がつくられたきっかけは、大学で「地球環境論」の講義を始めた編者の
一人が、「講義のテキストになりそうな本をいろいろ探したけれど、“帯に短
したすきに長し”で適当な内容やレベルのものがない」と感じたことでした。
そこで、環境教育などのメーリングリストに「一緒につくろうという人いませ
んか」と呼びかけたところ、それに対して、続々と手が上がったため、本書の
企画・執筆・編集のメーリングリストを立ち上げて、企画を練りはじめました。
執筆の過程では、環境問題について学んだことがない人が読んでもやさしい
説明だけど、質は高く、大学のテキストとして自学自習も十分できる本を目指
しました。それは“言うは易し、行うは難し”そのものでした。しかし、執筆
者・検討委員が全体の原稿を読んで、ときには大きい見地からの意見、ときに
は細かい指摘などを行い、原稿が仕上がっていきました。そのような意見交換
があったからこそ本書には執筆者間の考えの違いよりは共通性が出ていると思
います。
本書が地球環境問題を考え、改善の方向を求めて動き出す人たちへのサポー
トになることができれば幸いです。また、本書を読んで、地球環境問題をさら
に深く、あるいは高く学ぼう、研究しようと向かっていく人々にも期待してい
ます。
最後になりますが、本書編集に力を尽くしていただいた東京書籍の角田晶子
さんに感謝いたします。
2005年2月 編著者 左巻健男・九里徳泰・平山明彦
- by
- at 2005年04月06日 15:15
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