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2012年02月24日

「地球人と宇宙人ほどの差がある」

またまた「ソーシャル・イノベーション」についての議論の続き。

『自分ごと』にする。
『社会ごと』にする。

ということを先だって投稿しました。
これにはたくさんの「いいね」とコメントをいただいて、また考えました。

『自分ごと』にする。
『社会ごと』にする。
には段階があって、
まず、学習段階として『自分ごと』にするというのがあるのかなぁ。と。
そして、実践段階として『社会ごと』にするのかなと。考えました。

学習段階は、機会提供を受けて学習するということ。
実践段階は、機会提供をする立場になるということ。です。

これは、実は以前から弟子たちに言い続けているのですが、
「地球人と宇宙人ほどの差がある」と考えています。
学習段階に続くその先に実践段階があると考えない方がいい。

学習によって『自分ごと』になったとしても、リスクを負って大気圏を出ることをしない限りはソーシャル・イノベーションは始まらない。ということです。
酸素のないところで、酸素を作り出しながら生きていくことに踏み出していくのが「宇宙人」です。

そして宇宙人になって、地球を見下ろしてみると地球人の気持ちがわかります。『自分ごと』にした人たち、しようとする人たちの気持ちです。

ところが、地球人のほうからは、宇宙人のほんとうの気持ちはなかなか理解しがたい。『社会ごと』にしようと、リスクを負って一歩を踏み出していく人たちの「真の思い」です。

もうすこしまた、みなさんのご意見を頂戴しながら、考えたいと思います。

2012年02月23日

『自分ごと』にする

『自分ごと』にする。
というのは、いや逆ではないのかと、考えている。

社会や地域、あるいは地球上に存在するあらゆる問題は、まあ『他人ごと』で、それらを『自分ごと』にすることは実は容易ではない。

しかしそれよりも、自分の関心事や、近しい人々に起こっている問題を『社会ごと』にするというふうに考えたほうが自然なのではないか。
また、近道ではないだろうか。

問題は『発見される』のではなく、まさに自分自身や身近な人々に『起こる』ものだと思う。

こうして、『私の置かれている現実と必然性』に衝き動かされて動き始めるのが、ソーシャル・イノベーターではないかな。

2012年02月22日

「ソーシャル・イノベーション」はそこから始まる

現在の社会、環境、人々の暮らしのなかに何か問題を感じて、「これは、私がなんとかしないと」と思い、自分でなにかを始めること、仲間とともに動き出すこと。「ソーシャル・イノベーション」はそこから始まる。

社会を変えることは簡単ではないが、それを始めることはできる。

2012年02月17日

「ソーシャル・イノベーション」の研究

「ソーシャル・イノベーション」の研究のなかでも、私が大学院生たちとで展開してきた領域は

まずもって
「私の置かれている現実と必然性」にもとづく社会的実践による研究
であり、
「ローカル」で「リアル」な関係のなかでの実践研究
あるいは
「土地に根ざす学び」の社会的実践による研究

だったのだなと、あらためて思います。

2011年02月18日

今期の修士論文を読んで(2)〜論文に書く「研究の目的」について

修士論文公聴会で、ある院生にこんな質問をした。「京都から富士山の頂上を目指す研究ですね。しかし研究の成果として、富士山の8合目まで行けたのか。5合目までなのか、はたまた富士宮までか、浜松なのか、もしかすると大津あたりにいるのかわからない。あなたはどこまで行ったつもり?」
つまり「研究者が人生をかけて追い求めるテーマ」みたいなものを「この論文の目的」に書いちゃいけない。研究の目的で「京都から富士山の頂上まで行く」と書いてあるのに、結論では「今回の論文では大津までしか行けなかった」という状況では、論文を書いちゃいけないでしょ。
つまりそれは「本研究(論文)の目的」の設定が誤っている。京都から大津まで行けてるんだから、「この論文では大津まで行くことが目的」と書いておけばいい。
研究が終盤になって結論が見え始めてから、論文の「研究の目的」を書き換えることもできる。
さすがに、研究費をとっての研究だと研究目的を最初に明示しているわけなんで、そういうわけにはいかないかもしれないが前期課程の修士論文なら、いっこうにかまわない。
うちのゼミ生(今回は3名が提出)だって、年末になって自分の研究から見えた成果から論文の結論を書き、それに伴って当初の「研究の目的」の文章を微調整している。そして「題目変更届」を出して論題を変更している。
「本研究の目的」で書いたことを100としよう。そして研究の成果(結論)が100だったとする。研究の目的は100%達成されたことになる。いいことのように思える。しかし、実際にはそんなパーフェクトはあり得ない。
目的が100なら、実際に行き着けるのは90とか95。あるいはそのように目的を設定しなおす。そうすると残り5とか10という部分が出てくる。あと5とか10ができれば100にたどり着けるわけだ。それが「本研究の課題」(「本研究に残された課題」)ということになる。そして研究の結果100が見えてくると、130や200、300が射程に入ってくる。これが「この研究の展望」ということになる。
まあ、こんなところが、「研究の目的」と結論、研究の課題と展望の関係だと思っている。

蛇足だが、わがソーシャル・イノベーション研究コースでは実践型研究、とりわけ社会的なプロジェクトの実践を通じて研究し論文を書いていくことになる。院生の勘違いがあとをたたないのが「研究の目的」と「実践の目的」を混同してしまうこと。
実践の目的なので、例えば「持続可能で、すべての人間が公平公正な社会を実現する」なんてこともあるでしょう。しかしこれは研究の目的にはならない。ここまで読んでいただいた方にはわかるだろう。
同様に論文の終盤に「この研究の課題」と書いて、そこに「実践の課題や展望」を書いちゃう院生がいる。「今回は京都市**区での実験的取り組みだったが、今後は市内全域でのサービスインを目指したい。その後は全国展開をめざす。」いやいや心意気は立派なんだが、、、、。
まあ、こういう「実践の課題や展望」は、自身の将来やキャリアデザインとあわせてあとがき風に書いていただければ結構です。

2011年02月17日

今期の修士論文を読んで(1)〜ソーシャル•イノベーションの創出プロセス

12,13日は同志社大学大学院総合政策科学研究科の修士論文公聴会だった。
ソーシャル・イノベーション研究コースの修士論文はこれで4期目になった。たしか37本くらいになったのではないかと思う。今期のものはまだ全部読んだわけではないが、発表はほとんど拝聴した。また今期は初めて博士後期課程の学位論文、つまり博士論文の審査にも関わった。
今期の論文の指導や査読を行って、ようやく解ってきたのは、このコースで書かれる学位論文では単に実践現場を記述すれば良いのではなく、「ソーシャル•イノベーションの創出プロセス」を描き出す必要があるということだ。

ソーシャル•イノベーションの創出プロセスとは、まず自分自身の社会への思いからスタートする。
続いて、ステイクホルダーとの協働関係の創出。この協働関係がクラスターになる。これは政策ネットワークとも言える。このクラスターあるいはネットワークを活用した独創的な社会サービスの開発を行うまでが「ソーシャル•イノベーションの創出プロセス」の前半部分だ。

この社会サービスを社会のなかで実際に運用してみる。そして実際に社会サービス事業を運営してみると、①想定通りの良い結果が得られる。②想定外の良い結果が得られる。③想定通りにはうまくいかない。④予想外に全くダメ。など、いろんなことが起こる。そうして、とくに②に注目して、偶然を必然に変えていく。そうして、社会からの支持(お役にたつ)ことがわかってくる。

そして、ここで終わってはいけないのだ。

自分の社会実践の成功だけに終わったら、ソーシャル・イノベーションはそこでストップしてしまう。ここから次の「希望への戦略」を描く必要がある。自分の実践はどのようにモデルとなり、同様のサービスが求められるところで、適用できるようになるか。そういう「戦略」を描く必要があるのだ。つまりソーシャル・イノベーション研究コースの論文では、こうしたプロセス全体を描き出す必要があるのだ。昨年そして今年の院生の論文を読みながら、ますますその確信が強くなった。

つまり演劇に例えれば「舞台の上」だけ、あるいは「お客さんからの反応」だけを書けばいいのではない。演劇の興行主、つまりプロデューサーの観点で、芝居小屋さがし、スポンサー探し、演出家や脚本家選び、役者のオーディション、稽古、その一方で美術や道具、広報宣伝、チケット売り。などなどである。さらには、この演劇作品が他の地域で上演されていくための戦略を考えることである。これには小劇場運動のような方法も、劇団四季のような方法もあるだろう。

というわけで、ソーシャル・イノベーション研究コースのみなさん。(ってここで見てるのは数人と思うが)ソーシャル・イノベーションの創出プロセスと、ステイクホルダーとの相関関係をちゃんと書いてくださいね。そして、「希望の戦略」もね。

2011年02月07日

シンポジウム「自然学校宣言2011」(西村登場)

西村です。
今回はご案内です。
東京・立教大学で行われる表記のシンポジウム「自然学校宣言2011」に参加し、第5部にて登壇します。
もちろん、最初から最後までおります。
東京・池袋ですが、ご関心のある方はぜひ。

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◆シンポジウム「自然学校宣言2011」

日時:2011年3月2日(水)14時〜20時半
場所:立教大学太刀川記念館3階会議室

昨年度のシンポジウム「自然学校が地域を救う」では、自然学校は
環境教育の場の提供にとどまらず、持続可能な地域づくりの主要な
拠点としての役割を発揮している事例が数多く報告されました。
この成果を踏まえて、今回は、自然学校全国調査委員会によって
2002 年度から4 年ごとに実施されている自然学校の全国調査を
もとに、自然学校が今日果たしている役割を明確にするとともに、
行政、企業、NGO といった自然学校にかかわるステークホルダー
による取り組みの共有化を行い、持続可能な社会構築に果たす
自然学校の展望と可能性について議論をいたします。

【第1部:全国調査報告】(14:00〜14:30)
◇担当:広瀬敏通(日本エコツーリズムセンター代表理事:広瀬敏通)
・開会挨拶(ESD研究センター長:阿部治)
・プログラム紹介(ESD研究センターCSRチーム主幹、
                   日本環境教育フォーラム理事:川嶋直)
・自然学校全国調査報告(広瀬敏通)

【第2部:中央省庁が見る自然学校】(14:30〜15:25)
◇担当:佐藤初雄(自然体験活動推進協議会代表理事)
・各省庁による自然学校に関係する取り組み
1.小野 保(文部科学省スポ−ツ・青少年局青少年課青少年体設活動推進専門官)
2.堀上 勝(環境省総務課自然ふれあい推進室長)
3.福島行我(林野庁森林整備部計画課森林総合利用山村振興室企画係長)
4.福住知宏(経済産業省経産政策局・地域経済産業グループ立地環境整備課開発1係
長)
5.安田吾郎(国土交通省農村振興局農村政策部都市農村交流課担当)
6.遠藤知庸(農水省河川局河川環境課河川環境保全調整担当)
・フリップボードディスカッション

【第3部:企業が取り組む自然学校】(15:35〜16:25)
◇担当:中西紹一(プラスサーキュレーションジャパン代表、
               立教大学ESD研究センターCSRチーム研究員)
・自然学校紹介
1.湯浅 隆(東京電力自然学校)
2.山田俊行(トヨタ白川郷自然学校)
3.藤木勇光(J−POWERエコ×エネプロジェクト)
4.落合 真(ろうきんの森)
・フリップボードディスカッション

【第4部:自然学校類型化の試み】(16:30〜17:25)
◇担当:広瀬敏通
・類型紹介
・類型に沿った自然学校紹介
1.坂元英俊(阿蘇地域コンソーシアム/コンソーシアム型)
2.大武圭介(ホールアース自然学校/社会企業型)
3.飯田 洋(千葉自然学校/ネットワーク型地域再生)
4.大前純一(エコプラス/農的暮らし型)
・フリップボードディスカッション

【第5部:自然学校これからの可能性】(17:40〜18:30)
◇担当:川嶋直
・パネルディスカッション
1.阿部 治
2.佐藤初雄
3.広瀬敏通
4.西村仁志(同志社大学政策学部政策学科准教授)
5.中西紹一
・閉会挨拶(日本環境教育フォーラム理事長 岡島成行)

【情報交換会】(19:00〜20:30)
太刀川記念館3階多目的ホールロビー(参加費:2000円(予定))

主 催:立教大学ESD研究センター
共 催:公益社団法人日本環境教育フォーラム(予定)
    NPO法人日本エコツーリズムセンター
    NPO法人自然体験活動推進協議会(予定)
調査協力:㈱日能研
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お申込み方法:シンポジウムへの参加は、事前のお申込みが必要です。
ESD研究センターのホームページ
http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/ESD/index2.html
に設置された申込みフォームよりご登録ください。
また、電話やFAX(03-3985-2686)、Eメール(esdrc@grp.rikkyo.ne.jp
などでお申し込みの場合は、「1.氏名、2.所属、3.連絡先」をお知らせくださ
い。

お問い合せ先:
立教大学ESD研究センター(担当:照沼)
住所:171-8501東京都豊島区西池袋3-34-1 電話&Fax:03−3985−2686
 E-mail:esdrc@grp.rikkyo.ne.jp 
 URL:http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/ESD/index2.html

2009年06月30日

ゼロからつくる自分のしごと〜ソーシャルイノベーション・社会起業的な仕事術〜

ゼロからつくる自分のしごと
〜ソーシャルイノベーション・社会起業的な仕事術〜
ゲスト:西村仁志さんを迎えて

ソーシャルイノベーション(social inovation)とは、
社会や組織のあり方を変える、社会・経済問題の解決法における
新しい考え方や方法のことです。
特に「環境」「国際協力」「教育」「福祉」「まちづくり」・・・
といった従来主に「公」の仕事と捕らえられていたことを
社会起業としてビジネスマインドをもって取組む個人や団体が
世界中で増えてきています。

このセミナーは、ソーシャルイノベーション、社会起業に
興味のある方、既に取組んでいる方が、新しく自分の活動を
つくるための発見をしたり、これまでやってきた活動の棚卸しを
する機会を提供する場です。

ゲストからの話題の提供のみならず、個人のワーク、
参加者同士の意見交換といった多彩な構成のワークショップ形式で
進行する予定です。最終的には参加されたみなさんが、
成果を自分の現場に持ち帰ることのできるように場をデザインしていきます。

今回は、個人では環境共育事務所カラーズを主宰し、
同志社大学でソーシャルイノベーションの研究を行われている
西村仁志さんがゲストです。
西村さんは、カラーズでSOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)的な
暮らしを実践しながら、環境教育、自然学校といった社会起業活動を実践されています。
また、大学では学生たちが実践する様々なタイプの社会起業活動をサポートしながら、
論文作成を指導されている、ソーシャルイノベーションの現場を熟知した
プロフェッショナルです。

西村さんは個人的にも多大な影響を受けた方の一人です。
環境教育事務所LeafのWEBサイトでは、このセミナーにあわせて
「コラム:ゼロからつくる自分のしごと」
もあわせてアップデートしています。ご一読ください。
このセミナーを通じて、ご一緒にソーシャルイノベーションや社会起業について
考えていきましょう。

■日程:9月5日(土)6日(日)日帰り通い
 両日とも参加いただける方のみお申し込みください 
■会場:フェアトレードカフェPACO
(広島市中区大手町3-8-3 TEL/082-247-0645)

■ゲスト:西村仁志さん(同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授)
1963年10月22日京都生まれ。同志社大学在学中にボランティアとして
京都YMCAの少年体育、サマーキャンプ、スキー、国際交流などで活動。
大学卒業後は京都YMCAに職員として勤務。20代後半になると環境教育や
自然体験に興味をもち、何かしたい思いがふつふつと湧いて、周囲の心配を
よそに7年間勤務したYMCAを退職。アメリカへの一人旅のあと、無職で
家族とたのしく暮らしていたら「環境共育」と”Colors of Nature”の
キーワードに出会い、1993年個人事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業し、
環境学習・市民参加まちづくりのコーディネート、コンサルティングや研修会、
イベント等の企画運営、アメリカ・ヨセミテ国立公園へのキャンプなどを行う。
同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程(前期)修了。
2006年10月より同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授
(ソーシャル・イノベーション研究コース・任期5年)。
■対象:
・ソーシャルイノベーション、社会起業に興味がある方
・ソーシャルイノベーション、社会起業に携わっている方
■定員:10名
■参加費:15,000円(一般)8,000円(学生)(予定)
■スケジュール

9月5日(土)
9:30 受付〜
10:00 開始/オリエンテーション
   自己紹介(どんな人が集まっているのかな?)
11:00 ゲストトーク
   「西村仁志さんってどんな人?」
12:00 昼食(お弁当)
13:00 ゲストトーク 
  「ソーシャルイノベーション・社会起業的な仕事人になるってどんなこと?」
14:00 ワークタイム
  「ソーシャルイノベーション・社会起業的な働き方の棚卸し1」
15:00 ゲストトーク
  「ソーシャルイノベーション・社会起業的な働き方で大切にしていること」
16:00 ワークタイム
  「ソーシャルイノベーション・社会起業的な働き方の棚卸し2」
18:00 夕食会
   スライドショー
   よろず相談会/交流会 
22:00 終了

9月6日(日)
9:30 開場/チェックイン
10:00 半日ソーシャルイノベーション事務所を開こう1
12:00 昼食(お弁当)
13:00 半日ソーシャルイノベーション事務所を開こう2
14:00 疑問難問オブジェクション
   棚卸しや半日事務所の具体化を通じて浮かび上がってきた課題を共有し考える時間
16:00 クロージング
17:00 終了

■主催:環境教育事務所Leaf
■お申し込み方法
→インターネットの申し込みフォームの場合
spreadsheets.google.com/viewform?formkey=cktaTm40bk43RFJQc2pyLWl5LW5NZlE6MA..

→E-mail(info@4leaves.jp)またはFAX(0826-72-8064)の場合
以下の項目をご記入下さい。
1:「ゼロからつくる自分のしごと」参加希望
2:お名前(ふりがな)
3:郵便番号と住所
4:電話番号
5:活動団体(学校名)←所属されている方のみ
6:年代
7:性別
8:参加動機
9:この講座を何で知ったか
10:E-mailアドレス

■お問い合わせ
環境教育事務所Leaf 河野宏樹
E-mail : info@4leaves.jp
URL : www.4leaves.jp

2009年06月19日

公害地域のいまを伝えるスタディツアー2009

地球環境基金からの助成を得て、この夏休みに「公害地域のいまを伝えるスタディツアー2009〜富山・イタイイタイ病の地を訪ねて〜」を開催することとなりました。大阪のあおぞら財団、都留文化大の高田研さん、京都精華大の井上有一さん達と一緒に企画してます。

大阪と関東からバスが出ます。

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公害地域のいまを伝える
スタディツアー2009
〜富山・イタイイタイ病の地を訪ねて〜
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ちらしはこちら
http://www.aozora.jpn.org/pdf/flyer2.pdf

■かつて公害に苦しんだ地域には、
 現在、住民・行政・企業がパートナーシップをむすび、
 持続可能な地域づくりに向けて活動しているところがあります。
■イタイイタイ病という公害問題に立ち向かい、
 汚染ゼロをめざして40年もの長きに渡って努力を重ねてきた富山の地を訪れ、
 公害地域のいまを学びます。
■見学やヒアリングから得た知識をワークショップを通して参加型で学びます。
■スタディツアーの前には、事前勉強会を用意しています。
■参加者は現地で学んだことを、次は発信者として、伝えていくことをめざします。

【日程】
●スタディツアー  2009年8月4日(火)・5日(水)・6日(木)の3日間
●事前勉強会  半日程度(日程・会場は後ほど連絡いたします)
【定員】15名
【参加費】約8,000円(予定)(食費相当分の負担をお願います)
【対象者】公害・環境問題に関心をもち、
     持続可能な地域づくりに取り組む意欲のある人
     参加記録の執筆をしてもらいます。
     それらの情報を元に新しい公害教育の教材および冊子を作成します。
【主催】あおぞら財団(財団法人公害地域再生センター)

【スタディツアーでのおもな訪問・ヒアリング先】(予定)
●訪問先=清流会館、土壌復元現場、神岡鉱業など
●ヒアリング先=被害者家族、活動支援者、医師・弁護士関係者、企業関係者など
【集合】
1.大阪
2.関東(未定 候補先:大槻インターチェンジ)
にて集合後、バスで現地へ移動。

【申込み方法・締め切り】
・氏名、連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)、所属を記入の上、
 あおぞら財団に連絡をお願いします。
・締め切り=6月30日(火)定員になり次第しめきります

【協力専門家・スタッフ】(五十音順)
井上有一・京都精華大学教授
大滝あや・Tao舎代表
小田康徳・大阪電気通信大学、西淀川・公害と環境資料館館長
高田研・都留文科大学教授、あおぞら財団理事
西村仁志・同志社大学准教授
あおぞら財団事務局(林、藤江、鎗山)

【連絡・問い合わせ先】
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
あおぞら財団(財団法人公害地域再生センター)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885  
http://www.aozora.or.jp/ webmaster@aozora.or.jp
※本事業は(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成事業の一環です。
※いただいた個人情報は本事業の目的以外には使用しません。

=======以下、申込事項=======
公害地域のいまを伝えるスタディツアー2009
〜富山・イタイイタイ病の地を訪ねて〜

氏名

住所 〒

電話番号

緊急時/帰省先等

メールアドレス

所属  

参加動機、問題意識など

その他、要望、ご質問など

======================

2008年10月21日

イタリア・トリノへ

明日22日からイタリア・トリノへ行ってきます。(わたしの誕生日なんですが) この会議「テッラ・マドレ2008」 http://www.terramadre2008.org/pagine/incontri/welcome.lasso?id=4E98738B0527425F87oLr17FB863&tp=3&n=jp に参加してきます。 また報告します。

2008年08月18日

シンポジウム「社会はあなたにも変えられる」

平成20年度文部科学省「社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業」

ソーシャル・イノベーション型再チャレンジ支援教育プログラム

プレ・シンポジウム「社会はあなたにも変えられる」


 同志社大学大学院総合政策科学研究科では、積極的に社会的課題にチャレンジしたい社会人を対象に、就職以外に社会起業というオプションを提示し、 様々な分野での事業活動を後押しする新しい教育プログラム「ソーシャル・イノベーション型再チャレンジ支援教育プログラム」を昨年度より開講しております。9月の開講に先立って標記の「プレ・シンポジウム」を開催いたします。


「ソーシャル・イノベーション型再チャレンジ支援教育プログラム」の詳細は

http://sosei-si.doshisha.ac.jp/manabi/2008/


平成20年8月31日(日)15:00〜18:00

同志社大学 室町キャンパス 寒梅館211教室

参加無料(事前申込不要・どなたでも来聴歓迎)


内容:

講演「社会はあなたにも変えられる〜子育て分野での実践〜」

     濱砂 圭子(株式会社フラウ 代表取締役)


濱砂 圭子さんプロフィール

1993年福岡で初めての地域密着型子育て応援情報誌「子づれ DE CHA・ CHA・ CHA!」を発刊。コミュニティビジネスの草分けともいえる事業を展開し、 2000年には主婦生活総研を、2001年にはNPO法人男女・子育て環境改善研究所を設立。また、2003年には、NPO法人NPOふくおか理事長に就任 。 生活者の視点に裏打ちされた「常に5年先を行く」提案を行うと共に、教育、環境、医療、女性起業家など様々な異分野ネットワークを構築し、全国でコミュニティビジネス、起業家支援、地域づくり、男女共同参画、育児支援などの講演を行っている。また、全国の地域密着型子育て情報誌編集者マミサミ・ネットワークで12年間、「子育て環境改善」を全国に提唱している。


パネルディスカッション「社会起業で輝く〜人と組織の新しい生き方を探る」

パネラー:濱砂 圭子(株式会社フラウ 代表取締役)

     深尾 昌峰(NPO法人きょうとNPOセンター 事務局長)

     小野 千佐子(平成19年度卒業生:ティプアプロジェクト代表)

     西村 仁志(同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授・環境共育事務所カラーズ)

コーディネーター:今里 滋(同志社大学大学院総合政策科学研究科 教授)


お問い合わせ

同志社大学大学院総合政策科学研究科事務室

〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 TEL:075-251-3860 FAX:075-251-3094

E-mail:si-manab@mail.doshisha.ac.jp

2008年06月19日

「くりこま高原自然学校」の公益的役割について

西村です。「くりこま高原自然学校」の公益的役割について考えてみました。


耕英地区、栗原市に「くりこま高原自然学校」の存在が果たしてきた役割

・若いスタッフの労力提供(「結い」の関係)

・地区自治(消防、自主警察、地域行事)

・市民の学習拠点として

・周辺の観光施設とも連携し栗駒山のエコツーリズムを具体化してきたこと

・仕事づくりを行って、新住民を誘致してきたこと


「くりこま高原自然学校」が「日本の自然学校」をリードする存在であること

・中山間地域の活性化に、効果を挙げてきたこと。

・「若者自立塾」はじめ、悩める青少年の自立にたいへん効果をあげてきたこと

・ESDの推進について、自然学校における活動の具体化を、先進的に行ってきたこと

・栗駒山のエコツーリズムを牽引してきたこと


いますぐ思いつくのは、以上のようなことがらなのですが、もっとあるでしょう。


佐々木さんはじめ「くりこま高原自然学校」は社会に対してこんな役割を果たしてきました。ここで停滞せずまだまだ日本の自然学校をリードしてもらわないといけないと思います。


「くりこま高原自然学校」ならびに耕英地区全体の生活再建に向けて、みなさまのご関心とご支援をお願いいたします。

2008年05月18日

緊急アクション「水餃子、食べるあなたはボランティア」

緊急アクション 四川大震災被災者を支援しよう! 「水餃子、食べるあなたはボランティア」 ■ 趣旨  展鳳彬(テン・ホウヒン) さん( 本研究科中国人留学生) が中心になって、本研究科教員・院生が手づくりした本場水餃子をお出しします。遠い被災地に思いをはせながら食べてカンパしていただいた義援金を中国駐大阪総領事館(予定)に寄付いたします。 ■ 日時: 5 月22 日( 木) 18 : 00〜 ■ 場所: 同志社大学町家キャンパス江湖館 ■ 水餃子1 食(10 個入り) につき1000円のカンパをいただければ幸いです。 (準備の都合により300 食限定といたします。あらかじめご了承下さい。) 材料: 無農薬・有機栽培の春キャベツ、ニラ、白ネギ、土ショウガ、新鮮卵、 長崎県味菜自然村の放牧豚のミンチ肉など、徹底して素材にこだわった餃子です。 ■ 主催: 同志社大学大学院総合政策科学研究科 ソーシャル・イノベーション研究コース ■ 連絡先: 担当事務局( 本多幸子) Tel. 090-7482-5467

2008年05月07日

院生が「AllAbout」に載りました

うちのゼミの院生が、情報サイト「AllAbout」の「社会人の大学・大学院」関係者の目にとまり、以下のサイトに紹介されました。 「美容師大学院生の挑戦!女性とまちを元気に」 http://allabout.co.jp/study/adultedu/closeup/CU20080502A/index.htm ご高覧いただけると幸いです。

2008年05月04日

江湖館オープンハウス


「江湖館(こうこかん)」は同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースにおける学外社会実験施設として、 2006年 4月に開館いたしました。昭和初期の京町家を現代に蘇らせ、 大学院生および教員によるさまざまな社会活動が行われています。
江湖館では、この町家空間にお気軽に立ち寄っていただける公開日「オープンハウス」を催しています。どうぞ「ほっこりと」お過ごしください。

内容:コンサート・プチネイル・ちまき作り体験・京丹後紹介コーナー・大原お漬け物販売
   布ナプキン展示、販売・ブリザーブドフラワー展示・販売・カフェ他

日時:5月6日(火・祝) 11:00〜16:00
場所:同志社大学大学院京町家キャンパス「江湖館」(こうこかん) 
京都市中京区衣棚通丸太町下ル(烏丸丸太町交差点の西3筋目を左折し南へ約30m)


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投稿者 nishimura : 21:20

2008年01月08日

川嶋直さんによる同志社大学特別講義

同志社大学大学院総合政策科学研究科「調査研究プロジェクト2D1―持続可能な社会形成のための学習拠点「自然学校」についての調査」では、キープ協会の川嶋直さんを招いての特別講義を行います。

(担当:西村仁志)


講演テーマ:「就職先は森の中〜インタープリターという仕事」

ゲストスピーカー:川嶋直氏

所属:財団法人キープ協会常務理事・立教大学大学院院異文化コミュニケーション研究科特任教授


日時:2008年1月22日(火)15時00分から16時30分(4講時)

会場:同志社大学 新町キャンパス 臨光館 R212教室


アクセスマップ

http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html

キャンパスマップ(新町キャンパスは地図の一番左端です)

http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html


*どなたでも来聴自由です 。予約不要。


川嶋直氏(財団法人キープ協会常務理事・立教大学大学院院異文化コミュニケーション研究科特任教授)

1953年東京生まれ。1980年山梨県清里、八ヶ岳の麓にある財団法人キープ協会に就職。1984年から環境教育事業を担当。「自然と人との橋渡し役」といわれる「インタープリテーション」が仕事。各地で実施される環境教育・野外教育・森林環境教育の指導者やインタープリターの養成事業の企画・運営を担当する。日本環境教育フォーラム専務理事。自然体験活動推進協議会理事。2005年秋より立教大学大学院院異文化コミュニケーション研究科特任教授を兼任。2005年には愛・地球博で「森の自然学校・里の自然学校」統括プロデューサーも務めた。

投稿者 nishimura : 23:37

2007年02月11日

修士論文公聴会

この土・日の二日間、修士論文公聴会でした。私が副査として担当した4名の院生の方々へコメントをさせていただきました。また担当外の院生の発表にもできるだけ参加させていただいたつもりです。
「指導」ではなく「審査」なのでコメントは辛口にならざるを得ないのですが、最後には2年間(3年や4年の方も)一つのテーマに取り組んだ研究の集大成に対して拍手を贈らせていただきました。
そして、ファイルに綴じられた4冊の論文を事務室に返却し、すこし肩の荷がおりた気分です。
今後は就職される方やさらに研究を進められる方、社会で実践を進められる方など様々です。来月の修了式では、製本されて「学位論文」となったご自身の論文と「学位記」を受け取られることと思います。きっと感慨もひとしおでしょう。

投稿者 nishimura : 22:20

2007年01月26日

論文査読

この時期、大学の仕事では「論文査読」という役割をしなければならない。
「なーるほど」?
「ふーんそうきたか」?
「ほんまかいな」?
「ちと拙速な」?
「調べてないやろ」?
「あれれ?」(時間切れなの?)?
いろいろ出てくる。

今年はまだ本数がそう多くはないけれども、コメントや質問事項まで書くには1日1本できるかどうか。たいへんだ。

投稿者 nishimura : 22:04

2004年06月03日

フリースクール

 大学院の「調査研究プロジェクト」では「関西地区のコミュニティビジネス」というテーマでやっているのですが、そのなかでも私の所属グループは「フリースクール」をテーマに調査を進めています。

 まずは京都にあるところということで「わく星学校」、そして「NPO法人京田辺シュタイナー学校」に現場での聞き取りにでかけています。もちろん以前からおつきあいのある徳島・阿南市の「TOEC自由な学校」も頭の中にあります。

 子どもも親も自らの選択、自らの責任で学校を選ぶことの大切さ、また親として学校運営に積極的に参画していくということや、親と保護者との間の信頼関係をもつことがいかに大切かということ。また「コミュニティビジネス」ですから、学校のマネジメント面についても、あらためて新鮮な発見がたくさんありました。

 こうしてフリースクールについて深く知るようになると、いまの日本の社会は「教育」を学校という「手の出しようがない装置」に委ねてしまっている現実について実感させられました。私も親の立場として、自分の子どもが通っている学校について「心情的に近いようで遠い」、「暖かいようで、冷たい」、「常識があるように見えて、非常識」などと感じることがあるのです。

 「不登校児童の受け皿としてのフリースクール」というような認識は改められなければいけないと思います。むしろフリースクールのあり方から学んで、いまの学校教育全体を変えていくということをしないと本当の意味での「教育改革」は実現できないでしょう。

■関係リンク
「フリースクールわく星学校」
「NPO法人京田辺シュタイナー学校」
「TOEC自由な学校」

2004年05月27日

社会人大学院生2ヶ月経過

▼メルマガ379号で書いたように、4月から社会人大学院生(同志社大・総合政策科学研究科)になりました。仕事と学業の2足の草鞋生活もまもなく2ヶ月となります。
▼とっている授業は「公共政策論」(今里滋先生)NPOの公益事業や市民の社会起業に焦点をあてた内容です。「海外政策事情」(今里滋先生)原書講読でJOHN EHRENBERGの「CIVIL SOCIETY(市民社会論)」という本を苦労しながら読んでいます。ゼミも「現代社会起業論」で同じく今里先生。「企業と環境問題」(太田元先生)企業の立場から見た環境問題とその対応。「都市政策論」京都市の行政担当者(副市長、局長、部課長)によるオムニバス講義。そのほかに「調査研究プロジェクト」というものもあり、「関西地区のコミュニティビジネス」をテーマにやっています。(これも今里先生)今里滋先生の名前がいっぱい出ていますが、福岡にお住まいの方はご存じではないかと思います。昨年、九州大学法学部をお辞めになって福岡県知事選に出られたからです。地元福岡ではNPO法人「筥崎まちづくり放談会」理事長として活動されておられます。
▼これらの時間割はできるだけ週の前半に固めてとって、週の後半から週末に仕事をしようという魂胆ですが、ありがたいことにいまのところうまく両立できています。期末レポートの時期はどうなっていることやら?ですが。
▼大学院の研究環境ですが、共同研究室(机一台占有可、ネットワーク接続可、24時間出入可)、大学院専用の図書室、研究科専用の図書室、などなど恵まれています。研究室の窓からは相国寺の境内、遠くには五山の左大文字から舟形に連なる山並みが見えています。最近の社会人向け大学院は都心に「サテライトキャンパス」があったりしますが、やはり研究環境をフルに活用しようとおもったら大学の本校ですね。
▼研究科に一緒に入学した人たちのうち2割程度が社会人です。会社員、経営者、公務員など様々で、おもしろいひとたちです。また大学から現役で来ている学生たちも真面目でユニークな若者たちです。こんな新しい世界からいろいろ刺激をうけています。