2004年06月03日

フリースクール

 大学院の「調査研究プロジェクト」では「関西地区のコミュニティビジネス」というテーマでやっているのですが、そのなかでも私の所属グループは「フリースクール」をテーマに調査を進めています。

 まずは京都にあるところということで「わく星学校」、そして「NPO法人京田辺シュタイナー学校」に現場での聞き取りにでかけています。もちろん以前からおつきあいのある徳島・阿南市の「TOEC自由な学校」も頭の中にあります。

 子どもも親も自らの選択、自らの責任で学校を選ぶことの大切さ、また親として学校運営に積極的に参画していくということや、親と保護者との間の信頼関係をもつことがいかに大切かということ。また「コミュニティビジネス」ですから、学校のマネジメント面についても、あらためて新鮮な発見がたくさんありました。

 こうしてフリースクールについて深く知るようになると、いまの日本の社会は「教育」を学校という「手の出しようがない装置」に委ねてしまっている現実について実感させられました。私も親の立場として、自分の子どもが通っている学校について「心情的に近いようで遠い」、「暖かいようで、冷たい」、「常識があるように見えて、非常識」などと感じることがあるのです。

 「不登校児童の受け皿としてのフリースクール」というような認識は改められなければいけないと思います。むしろフリースクールのあり方から学んで、いまの学校教育全体を変えていくということをしないと本当の意味での「教育改革」は実現できないでしょう。

■関係リンク
「フリースクールわく星学校」
「NPO法人京田辺シュタイナー学校」
「TOEC自由な学校」

投稿者 nishimura : 2004年06月03日 17:58 | トラックバック (0)